穂高岳・北穂高岳ルート概要
北穂高岳への登山口は上高地です。
そこから梓川に沿って上がり、横尾山荘前で横尾谷に入ります。
屏風ノ頭の東壁にある屏風岩を左手に見ながら進むと本谷橋に到着します。
ここから登山道は左に大きくカーブするとともに正面に北穂高岳山頂が東稜越しに見えてきます。
涸沢まで登ると正面には右から北穂高、中央に奥穂高、左に前穂高と日本屈指の山容である穂高連峰が眼前に現れます。
涸沢まではなだらかな登りで、ハイキング感覚で登ることができます。
涸沢小屋の右手に北穂高岳への取り付きがあり、ここからが本格的な登りとなります。
低い草の間に登山道はあり、ごーろ帯を通過すると核心部の鎖場となります。
傾斜40度ほどの一枚岩に鎖が設置され、それを越えると梯子があります。
ここの鎖場は高度感は無く難しくありませんが、雨の日などは滑るため注意が必要です。
少し登ると2つ目の鎖場です。最初は直登り、次にトラバースです。
前回同様に直登りの鎖場は高度感は無く難しくありませんが、次のトラバースする場所はやや高度感があり、難しくはありませんが滑落すれば怪我では済まないかもしれません。
ここを過ぎれば北穂高岳山頂までは難しい所はありません。
穂高岳・北穂高岳ルート詳細情報
ルート | 上高地バスターミナル(標高1,505m)⇒横尾(標高1,620m)⇒ 涸沢(標高約2,350m)⇒北穂高岳(標高3,106m) |
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駐車場 | ・沢渡(さわんど)駐車場(沢渡大橋、沢渡中、沢渡上、沢渡岩見平、茶嵐の5つ) 全1,500台 1日500円(1泊1,000円) ※どこの駐車場からバスに乗っても上高地まで往復2,000円
・上高地冬期通行止 ・冬期の駐車場 詳細は沢渡温泉観光案内所 0263-93-1800(9:30〜16:30) |
核心部 | スラブ状の鎖場とトラバースのための鎖場が北穂高岳の核心部 |
難易度 | [登山道(一般道)を5段階で表示 特に鎖場の岩登り] 2.5 |
標高差 | 1,601m |
山小屋 | 北穂高小屋 涸沢ヒュッテ 涸沢小屋 横尾山荘 徳沢園 |
登山口までのアクセス | 沢渡(さわんど)大橋駐車場〜上高地バス時刻 2010年4月23日〜7月16日/8月23日〜10月31日 |
登山ルートの詳細を送っていただいた登山ガイドの紹介
山田 花子![]() |
日本山岳ガイド協会公認山岳ガイド NPO法人信州まつもと山岳ガイド協会やまたみ会員 1967(昭和42)年2月16日生まれ みずがめ座 B型 埼玉県行田市出身 現在、長野県松本市在住 趣味:フライフィッシング、登山、テレマークスキー、パソコン、海外放浪 |
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登山略歴 |
1971年 グランド・ジョラス北壁登攀 1972年 チマ・グランデ北壁登攀・マッターホルン北壁登攀・アイガー北壁登攀 1973年 ドリュー北壁登攀 1974年 モンブラン・グラン・ピラー・ダンクル登攀 1976年 ガシャブルムU峰遠征 1978年 ランタンリルン南稜登攀 |
連絡先 |
〒182-0006東京都調布市西つつじヶ丘4−23−28−406 TEL/FAX 042−483−0188 e-mail:w-tomo@mte.biglobe.ne.jp 登山教室などの詳細を見る |
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